APPEAL POINTS

ライズファームの
-こだわり-

農薬・化学肥料へのこだわり

作物を作るうえで、必要不可欠なものと言えば農薬や化学肥料です。
化学肥料が無ければ、作物は大きく育つことが難しいです。
農薬が無ければ、雑草が生えたり、害虫に稲を食べられたりします。
しかし、農薬や化学肥料に頼りすぎると、稲に悪影響を及ぼす可能性が無いとは言い切れません。
その稲がお米になり、口にする方の健康面を鑑みると、使うより、使わないを選びました。

ライズファームでは、農薬と化学肥料を県の基準の50%以下にする取り組みを行い、特別栽培米という、認証を取得しております。

農薬・化学肥料は田植え時1回のみ!!

ライズファームでは、今年のお米に農薬・化学肥料を使用したのは田植えの時の1回限りです。

稲刈り時へのこだわり
稲刈りのタイミングを間違えると、収穫量や品質に影響してしまいますので、稲刈りのタイミングは慎重に見極める必要があります。
早く刈りすぎると未熟なお米が多くなり、収穫量は減ってしまいます。
一方、遅れると収穫量が増える代わりに、熟れすぎてお米の色やツヤが悪くなり、品質や味わいが低下してしまうのです。
ライズファームでは、出穂してからの積算温度と現場の穂の色味を確認しながら、稲刈りの日にちを見極めます。
色味としては、穂の先端が黄色くなり、穂の先から約85%程、黄金色に輝いてきた辺りの早めのタイミングで、収穫を致します。
早めに稲刈りを行うという事は、例えば(※あくまで私、個人の見解です。)20歳に成人した当時は、24時間起きていても、その先もいくらでも寝ずに行動が出来る位の体力がありました。
しかし、仕事面や精神面では、未熟な面が多々ありました。
そして、20代後半になるにつれて、体力面に関しても充実し、仕事面や精神面に関しても、少し、まだ青いところはあるものの芯のある成人へと成長していきます。
そんな、メジャーリーガーの大谷選手の様な若くて油のった、お米を収穫しております。(※あくまで、個人の見解です。)

つまり、お米の食味にこだわると、収量は少なくなる可能性はありますが、早めの稲刈りを徹底しています。

乾燥・調製へのこだわり

稲を刈取りした後、とても重要な作業が”乾燥・調整”になります。
昨今の、農業界では、効率化が進められ、稲刈りをした日を、1日目として、その当日に籾を乾燥をして、翌2日目には、籾を玄米にするのが一般的です。
そうすると、また、次の日には、稲刈りが出来るので、効率的に稲刈り作業が進められます。

ですが、お米に関してはいかがでしょうか?

乾燥機でお米を乾燥するには、高温状態にして、お米の持っている水分を蒸発させます。
前者の方法だと、スピーディーに乾かすために50℃以上の高温でお米を乾燥させる必要があります。

考えてみてください。

お米が突然50℃以上の熱を浴びたら可哀そうですよね⁉
お米にヒビも入るかもしれません。
旨味も逃げるかもしれません。

なので、私は、自然に近い、天日干しの様な低温で乾燥させる為に、3日はかけてじっくりと乾燥・調整を行います。

精米へのこだわり

精米の前に

・マスクと手袋の着用を徹底しております。
新型コロナウイルス感染症、そして、食品を扱う為、衛生面の管理を徹底しています。

・精米機の清掃には、パストリーゼ(※食品に直接かけても良いアルコール消毒)を使用しています。

・精米機の分解清掃は通常月1程度とメーカーは推奨していますが、うちは2回に1回は分解清掃をしています。

※1度に精米する量が多い場合は、途中で分解清掃を行います。

・石抜き機を使用し、石などの異物を取り除き、万が一を防ぎます。

精米について

・白米は文字のごとく白い米だと思っている方が、大半だと思いますが、うちは、あめ色の精米を心がけています。

・玄米には、豊富な栄養素があるため、精米しすぎると、色は白く綺麗な見て目になりますが、栄養素が失われてしまいます。

うちは、胚芽(お米の一般的なイラストを想像していただいて上の凹みの部分)を極力残す様に精米をしています。

精米が足らないと、ごわごわした食感のお米に、精米をしすぎると、栄養素の取り除かれたお米になる為、バランス良く精米をしています。

お米は品種、大きさ、外気温、湿度にもよって状態が変わるので、状況を鑑みながら精米をしています。

お米の管理
お米は玄米で保存しています。
ご注文を頂いてから精米をします。
お米は、専用の保冷庫に保存し、年間を通して13℃の設定温度で管理します。
玄米は、保存状態や時間が経過すると味が落ちてきます。稲刈り中の30℃を超える暑い時期、蒸し蒸しする程の高湿度の中、玄米を常温で保存してしまうと、傷みやすく、早く、味が落ちてしまう為、保冷庫で保存する事はとても大切です。

色彩選別機の導入
お米屋さんなどで購入する、お米は、白くて綺麗だと感じられる方は、多いかと思います。
それは、色彩選別機という機械でお米に紛れている、着色米などの、いわゆる不良米を除去しているのもその理由の1つです。

ライズファームでは、今年から色彩選別機を導入して、お米屋さん等の輝きのあるお米をお客様へ提供する事が可能となりました。